金属アレルギーの方、必見!K10、K14、K18、K24の違いについて!金の量が簡単にわかる計算方法とは?

金属アレルギーの方、必見!K10、K14、K18、K24の違いについて!金の量が簡単にわかる計算方法とは?K〇〇という表記のものを選んだけれど…かゆくなったなんていうことはありませんか?

K10、K14、K18、K24の違いと、それぞれに含まれている金の量がわかる計算方法をサクッとお伝えします!

 

金属アレルギーの方、必見!K10、K14、K18、K24の違いについて!

アクセサリーを着けると金属アレルギーが原因で「かゆくなった」という経験はありませんか?

この記事を書いている管理人は金属アレルギーなので、そういった方のお役に立てれば幸いです。

 

K10、K14、K18、K24の違いについて!

アルファベットの「K」の後に続く数字K10、K14、K18、K24これらの数字の違いはそれぞれに含まれる金の量の違いです。

大体のアクセサリーですと、ネックレスやブレスレッドの留め具ピアスだとキャッチの部分指輪の内側の部分にK〇〇(この〇の部分は数字)と刻印されているので、お手持ちのものがどの素材なのかを確認することができます。

※Kは金のことをさしています。

 

次はそれぞれに含まれる金の含有量についてみていきましょう。

K10(10金)

K10=10金と呼ばれるものですが、こちらの金の含有量は42%です。

では、残りの58%は何が使われているのかというと、銀や銅が含まれていると言われています。

 

K14(14金)

こちらは、K14=14金と呼ばれるものですが、こちらの金の含有量は58%です。

残りの42%は、銀や銅(パラジウム)が含まれていると言われています。

 

K18(18金)

K18=18金と呼ばれるものですが、こちらの金の含有量は75%です。

残りの25%は、銀や銅が含まれていると言われています。

 

K24(24金・純金)

K24=24金・純金ですが、こちらの金の含有量は99.99%とされています。

 

同じ金(K)でも、後ろに付く数字によって、その他として含まれる金属の含有量は異なってきます。

金の量が簡単にわかる計算方法とは?

どの種類の金にどれくらいの量の金が含まれているかを上記では、前述させていただきましたが、それぞれに何%含まれているかを覚えておくことは大変ですよね。

実はこれ簡単な計算方法で知ることができます!

 

例として、10K(10金)の場合で見ていきましょう。

10÷24=0.41666…となり四捨五入すると0.42なので42%となります。

なので、知りたいK〇〇の数字÷24をすることで、金の量がどのくらいなのかを簡単に知ることができます。

K10、K14、K18、K24はどれがいいの?

価格・価値は?

含まれる金の量が増える程に高くなるので、K10、K14、K18、K24と、Kのあとに付く数字が大きくなるほど価格・価値は高くなります。

 

変形はする?

金は純度が高くなると少しずつ軟らかくなっていきます(強い力などが加われば変形しやすいです、といっても簡単にぐにゃぐにゃに曲がるわけではありません)。

なので、変形を気にするのであれば他の金属を混ぜ合わせた割合の多い10Kのほうがかたい素材となります。

K10、K14、K18、K24と、Kのあとに付く数字が小さくなるほど安価で素材もかたくなります。

 

変色はするの?

久しぶりにアクセサリーを身につけようと思ったら変色していたという経験はありませんか?

新品のキラキラした色ではなく、なんだか曇ったような色に見えることがあるかもしれません。

この曇ったような色に見えるのには、金属の量の違いによって起っているのです。

 

K10とK18を比べた場合なのですが、しばらく使っていなくてもK18の方が変色しづらいのです。

K18が変色しづらい理由は、24金=純金に数値が近付くほど、不純物が少ないためのです。それでも使用後に汚れや汗などが気になる場合は、傷をつける心配のない柔らかい布などで拭いておくことをおすすめします。こうすることで、なるべく変色しないように色を保つことができます。

 

金属アレルギーとは?

金属アレルギーとはどんな症状が出るのでしょうか。

金属アレルギーが起こる原因をまとめたサイトがあったので一部引用をしています。

アクセサリーや日用品などに使用されている金属が汗で溶けてイオン化し、皮膚のタンパク質と結合して新たなタンパク質に変性し、それを体が“異物”とみなすことによってアレルギー反応が生じます。

症状は、金属が触れた部位やその周辺の赤身やかゆみなど。

出典:暮らしあと押し・https://eonet.jp/health/article/_4101809.html

金は純度の高いもののほうがアレルギーが出にくいと言われていますが、気になる方は病院で金属アレルギーの検査を受けることができます。

金属アレルギーの方、必見!K10、K14、K18、K24の違いについて!金の量が簡単にわかる計算方法とは?まとめ

K10、K14、K18、K24の違いと含まれる金の量の計算方法などについてまとめました。

運動量が多かったり、夏場で汗をたくさんかいたり、他にも冬場にコートやマフラーなどの防寒グッズを身にまとっていると、アクセサリーを着けている部分が汗をかきやすい状態になります。金属アレルギーが心配な方や、少しでも痒みを感じた場合には、使用することを避けたほうがいいかもしれません。

ネックレスなどのアクセサリーを身に着けていて、ちょっとでも痒いなと思ったら、もしかしたら金属アレルギーかもしれないので、一度病院で見てもらうか身に着けることを控えることをおすすめします。