トイストーリー3ロッツォは悪役でクズ?過去と杖や汚れはなぜ?

映画『トイストーリー3』では、サニーサイド保育園へと寄付されることになり、園に到着したウッディやバズらが入った箱が床へと転がり落ちた際には、騒ぎを聞きつけたロッツォがおもちゃの車に乗って登場します。

ロッツォは車から降りると杖をついて歩き、汚れているように見えますが、この理由は何なのでしょうか?

ロッツォが悪役でクズと言われるようになった過去と杖や汚れの理由についてまとめています。

 

【トイストーリー3】ロッツォは悪役でクズ?

ロッツォは、このサニーサイド保育園でおもちゃのリーダーを務めています。

 

ロッツォはサニーサイド保育園には、持ち主のいなくなったおもちゃたちが暮らし、ここに来きたおもちゃは子供たちに遊んでもらえるとウッディやバスらに説明したり、みんな辛い目にあったと共感し面倒見の良さそうな姿を見せていました。

しかし、ロッツォが話をすると園にいればおもちゃは、捨てられる心配や苛められることはないなどとおもちゃの所有者を恨んでいるかのような発言をします。

ロッツォが悪役でクズだと言われている内容をまとめました。

 

おもちゃを従わせている

ロッツォは、サニーサイド保育園のおもちゃたちのリーダーで一見、とても優しいように見えますが、自分の都合のいいようにおもちゃたちを従わせています。

特に新入りのおもちゃには厳しく、年齢も小さくおもちゃの扱いが雑な「イモムシ組」へと送り込みます。

さらには、自分の周りを手下で固めており「イモムシ組」の扱いに耐えられなくなり園から抜け出そうとするおもちゃの警備をさせたりと好き放題にしています。

 

バズを出荷前の状態した

バズが園でのクラス分けについて、ロッツォにおもちゃの扱いが優しい「チョウチョ組」への移動を打診したところ移動を認めないどころか、バズを縛り付けて背中にあるスイッチを切り替えたことで出荷前の状態にしてしまいました。

これによりバスは、自分の仲間のおもちゃの捕まえて籠の中に入れてしまうなど、普段のバズでは見せない行動をし、おもちゃたちの自由を完全に奪い、ロッツォの都合のいいように支配しています。

 

ビッグベビーのネームプレートを壊した

保育園から抜け出そうとしたウッディやバズが、ゴミ捨て場にいたときの出来事です。

ロッツォは逃げ出そうとするウッディやバズらに対して、強い言葉を言い自分の手下も従わせようとします。このとき、ビッグベビーが「ママ」(元の持ち主の女の子デイジーのこと)と言ったことに腹を立て、ビッグベビーがずっと大事にしてきた「デイジー」と名前が書かれたハート型のネームプレートを杖で粉々に壊しました。

 

ゴミ焼却場でウッディたちを裏切った

サニーサイド保育園から抜け出そうとしたウッディらの仲間のおもちゃが、ゴミ収集車に巻き込まれてゴミ焼却場に連れて行かれた際には、ゴミの下敷きになったロッツォがウッディやバズに助けを求めたことで危機一髪、粉砕されずにロッツォは助かりました。

しかし、ゴミ焼却場で再び危機が訪れると、ロッツォは非常停止ボタンへと続くはしごを登ったにも関わらず「アンディは助けに来るかな?保安官」と捨て台詞を吐いたうえに、ボタンを押さずにその場を去ります。

これらの行動がロッツォが悪役でクズだと言われる理由なのではないでしょうか。

【トイストーリー3】ロッツォが悪役(性格悪い)になった過去?

サニーサイド保育園をなんとか抜け出したウッディは、サニーサイド保育園に通う女の子・ボニーに拾われて家に連れて帰られます。

そこでボニーの家にいるおもちゃ達と仲良くなり、ロッツォが園を支配していることや、ピエロのおもちゃ・チャックルズからロッツォの過去の話を聞くことができました。

 

それによると、ロッツォとチャックルズ、ビッグベビーの3人はいつも一緒で、デイジーという女の子の元にいました中でもロッツォはいつでも持ち歩かれるなど特にデイジーから大事にされていたとのこと。

ある日、家族で出掛けたデイジーは、出先でお昼ご飯を食べたあとに寝てしまいます。そのままデイジーは車に乗せられたため、ロッツォとチャックルズ、ビッグベビーの3人は外に置き去りになってしまいました。

それでも、デイジーの元へと帰ろうとするロッツォの強い意志により3人は、デイジーの家へとなんとかたどり着きます。しかし、デイジーの元には既に新しいロッツォのぬいぐるみがあり大事そうに抱えていました。

この姿を見たことで、ロッツォの中で何かがプツンと切れてしまい、それまでの優しく諦めずにデイジーの家へと帰ったロッツォはいなくなってしまいました。

せっかくデイジーの家へと辿り着きますが、再び家から離れます。

ロッツォは、デイジーが新しいロッツォと同じクマのぬいぐるみを抱えていたことで自分はもう必要ないと思い込んでしまったのです。

デイジーからとても気に入られていたことで、悲しみが深かったのかもしれませんね。

【トイストーリー3】ロッツォの杖や汚れはなぜ?

デイジーの家に戻った時点で、外を歩き続けたことによりロッツォらは汚れていました。

その後、家に戻ることなくずっと行くあてもなく3人は、街中をさまよい続けています。

ある雨の夜に、ピザプラネットの車の外に乗っていましたが、段差で跳ねたはずみで3人は水たまりに落ちてサニーサイド保育園への前で落とされます。このことでより汚れが酷くなったようにも思えます。

チャックルズや、ビッグベビーもサニーサイド保育園の前に落ちたときはだいぶ汚れたりとボロボロになっていました。

 

ロッツォが杖をついているのは、サニーサイド保育園の前で車から落とされたことで杖をつくようになりました。過去のロッツォのシーンは、サニーサイド保育園に到着するまでは、杖をついていません。

車から落ちたはずみで怪我をしたものと考えられます。前後のシーンをよーく見てみるとロッツォの歩き方が違うことがわかります。

【トイストーリー3】ロッツォの最後は?

『トイストーリー3』で、ロッツォは、なんとかゴミ焼却場から抜け出すも、戻ってきたトラックに乗っていた男性に拾われてトラックのフロント部分へと括り付けられます。

しかし、このときにロッツォを見つけた男性は、子供の頃に持っていたぬいぐるみだとロッツォを抱きしめて話していました。

トラックに括りつけられたことはロッツォに対しての罰なのかもしれませんが、一人ではないのでロッツォも寂しくないかもしれませんね。

【トイストーリー3】ロッツォは悪役でクズ?過去と杖や汚れはなぜ?まとめ

ロッツォの過去は、デイジーが寝てしまったことで出先に置き去りにされてしまい自力でデイジーの家に辿り着くも、既に変わりのロッツォと同じぬいぐるみがいたことで悪い性格が変わってしまいました。

杖や汚れは、車から落ちたときに怪我をしたことや長旅が原因だということもわかりました。