天使にラブソングを❘メアリーロバート服装が違う理由は?歌は口パクで吹き替え？

映画『天使にラブソングを』はアメリカで大ヒットした映画です。日本でも劇中で歌われている曲が気になるなどの声があがっている人気コメディー。

こちらでは、劇中に登場するメアリーロバートがなぜ1人だけ服装が違うのかや、歌は口パクで吹き替えなのかについてまとめています。

【天使にラブソングを】メアリーロバート服装が違う理由は?

クソほど早起きしたから天使にラブソングを観てた…メアリーロバート可愛い pic.twitter.com/TkptfeHVxq

— ∠くの (@kuno_toriazo) September 20, 2018

『天使にラブソングを』で登場する可愛らしい女性・メアリーロバートは、周りのシスターとは服装が違いますが、これはなぜなのでしょうか。

メアリーロバートは見習い期間中であるため、1人だけ服装が違います。

キリスト教では、シスターになる前に研修期間があり、この期間を修了後に修道誓願(修道生活の条件として必要な誓い)を立ててシスターになれるとされています。

修道院に入ると、見習い期間の後に修練期があり、その後、有期誓願者となり最終的には終生誓願を立ててシスターになります。

一人前になるまでは約10年程掛かるため、この間に修道生活に馴染めない、合わないと思えば離脱することもできるそうです。シスターになるまでは、見習い中のため周りのシスターとは同じ服装が違うことが理由です。

メアリーロバートは、他のシスターたちと服の色味は似ているけれど、シャツにジャンパースカートでした。

これは修道服を簡略化したものや地味にした服であれば私服でもいいとされているためなんだそうです。そのため、私服のような服装だったのでないでしょうか。

『天使にラブソングを』の主人公であり歌手のデロリスは、ヴィンスに命を狙われたため警察に保護され、かくまわれたことで、シスター・マリアクラレンスとして振舞っています。

元は歌手なので、シスターになりたかったわけではありませんが、仕方なくシスターを演じています。

設定では他の修道院から来たことになっており、多額の寄付をしていることから、最初からシスターになりきり怪しまれないように過ごします。

このため、メアリーロバートとは違い、素性を隠すために他のシスターたちを同じ服装をしています。

『天使にラブソング』でメアリーロバートは歌が上手いと評判で、高音のパートも見事に歌い上げます。

ですが、本当は本人が歌っていない？などの声があり、実際はどうなのかが気になったため、調べてみました。

劇中では当初メアリーロバートは、引っ込み思案で器用な性格という設定がありました。そのため、あまり声が出ていないシーンもありましたよね。

後にデロリスの指導もあり非常にパワフルな歌声へと変わっていきます。

実は、メアリーロバートが歌っている部分は全て、アメリカ人の歌手・声優であるアンドレア・ロビンソンさんが歌っており、吹き替えなんです。

アンドレア・ロビンソンさんのパワフルな歌声がとっても素敵です！

アンドレア・ロビンソンさんは、他にも吹き替えを担当しておりディズニー映画『リトル・マーメイドⅢはじまりの物語』ではアリエルの母親・アテナ女王の歌唱シーンを歌っています。

唯一、メアリーロバート役を演じるウェンディ・マッケナさんが歌っているのは『天使にラブソングを2』のエンディングテーマ『Ain’t no mountain high enough』(エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ)です。

以下の動画の1分過ぎくらいから歌う姿を見ることができます。

それでも、口パクと気が付かなかったとの声が多くありますので、メアリーロバート役を演じたウェンディ・マッケナさんの演技が口パクだと分からせない程、うまかったということでもありますし、雰囲気にも合っていたため気が付かない方が多かったのではないでしょうか。

では、なぜ他の歌手が吹き替えたのでしょうか。これは声が監督がイメージした感じに合わなかったそうです。

そのため、メアリーロバートの歌の部分だけ吹き替えており、口パクとなっています。

ただ、メアリーロバート役を演じたウェンディ・マッケナさんが歌が下手だというわけではなく本当に監督のイメージに合わなかったためだとされています。

その後のインタビューで、ウェンディ・マッケナさんは「口パクなら任せて」と話したそうですよ。

イメージに合わないだけで変えられてしまうのはかわいそうな気がしますが、作品を作る上でのイメージは非常に重要だったのでしょう。

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メアリーロバートだけ服装が違う理由や、歌は口パクで吹き替えなのかについて調べました。

映画を観ながら、メアリーロバートが歌っているシーンを改めてチェックしてみると、楽しみが増えそうですね！