2016年に公開されたアメリアの映画『ジャングルブック』は、迫力のある映像がすごいですよね!
先に種明かしをすると、あの映像は実は主人公の少年・モーグリ以外は全部CGの映像なんです!
こちらでは、『ジャングルブック』の舞台となった国やロケ地、撮影方法についてまとめていますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
目次
ジャングルブックの舞台の国はどこ?
【ジャングル・ブック】
ジャングルに人間の赤ん坊がたった一人取り残されてしまう 一人ではジャングルの中で到底生きられない幼い命を救ったのは黒ヒョウのバギーラだった
子どもを抱えるオオカミに託され、ジャングルの子として育っていった pic.twitter.com/a4jGH2aDRP— オススメ超名作映画! (@introduceM) June 2, 2020
映画『ジャングルブック』の舞台となった国は、インドです。
2016年公開された映画『ジャングルブック』の元の話は、イギリスの小説家のラドヤード・キップリング氏の小説『ジャングルブック』や、アニメ作品『ジャングルブック』(1967年)が元になっていると言われていますが、日本でのアニメはこの2作をまとめたものだとされています。
また、2016年の映画で実写化された際にはストーリーの描写に異なる部分があるとされています。
アニメ化された際には小説よりかもシンプルになり、ディズニーアニメらしいわりと陽気な感じのストーリーとなっています。
CGで映画化されたときには、迫力があり陽気さは抑え気味の雰囲気となりアニメとは違った作品となっています。
ですが、どの作品も舞台となった国はインドのジャングルであり、ジャングルの中に生息するオオカミに主人公の少年は育てられたという部分は共通しています。
『ジャングルブック』の映像作品は3作品です。
- CG作品『ジャングルブック』(2016年・アメリカ)
- アニメ作品『ジャングルブック』(1967年・アメリカ)
- 映画『ジャングルブック』(1942年・イギリス)
がありこのうち2作はアメリカで作られています。
登場するキャラクターもインドと関連?
インドのジャングルをイメージしただけではなく、映画に登場する動物もインドに生息している動物です。
- オオカミ
- クマ
- トラ
- ヘビ
- オラウータン
- コビトイノシシ
など、これらは全てインドに生息している動物です。
これによりインドではアメリカの映画公開よりかも早く公開されています。
偶然ですが、主人公・モーグリ役の男の子(ニール・セディ君)もインド系アメリカ人です。とはいえ、彼の場合は、世界から参加した約2000人もの子供の中から選ばれています。
撮影当時は10歳くらいなのですが、これまで特に演技経験はなかったそうです。にもかかわらず堂々とした演技がすごいですよね!
他にも、黒ヒョウ・バギーラ役のサー・ベン・キングズレー氏はインド系イギリス人だと言われています。父親がインドの方、母親がイギリスの方です。
登場するキャラクターの名前の意味は?
#ジャングルブック トリビア♪
モーグリを心から愛する、母オオカミのラクシャ🐺“ラクシャ”とは、ヒンディー語で“保護”を意味する言葉。まさにモーグリの母として、ピッタリの名前! pic.twitter.com/CSLIB9EvTw
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) August 19, 2016
登場するキャラクターの名前は、インドのヒンディー語が由来とされています。
父オオカミのアキーラ:アキーラは「孤独、一人」といった意味。
母オオカミのラクシャ:ラクシャは「保護する」といった意味。
トラのシアカーン:シアは、「トラ、ライオン」といった意味があるとされています。
ジャングルブックのロケ地はどこ?
2016年に公開されたCG作品の『ジャングルブック』の舞台となった国は、インド内のジャングルの設定ですが実際はCGのためインドでは撮影されていません。
では、ジャングルブックのロケ地となった撮影場所はどこなのでしょうか。
ロケ地は、アメリカ・ロサンゼルスにあるLAセンタースタジオだと言われています。
国の舞台はインドのジャングルですが、ジャングルには全く行かずに実際に撮影が行われたのはアメリカでした。
では、実際にCGと組み合わせるとなるとどのように撮影方法は、どのようにされていたのでしょうか。
ジャングルブックの撮影方法は?
2016年公開の映画『ジャングルブック』の撮影方法はCGのため、スタッフがブルースーツに身を包み、後に合成される動物の動きに合わせたり、等身大のぬいぐるみを使って撮影していました。
川のシーンは、プールのようなところにスタッフが入り、実際に演技をしています。
これは主人公の少年の目の動きや動作を合わせるためだとされています。
以下の動画では実際に、撮影している様子やパソコンを使用して合成している様子を見ることができます。
きれいなCGの映像にも注目です。
このCGは800人ものスタッフが加わって作成されたとされていますから、ものすごい労力が掛かっていることが分かります。
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国の舞台はインドでした。またロケ地はアメリカです。
スタッフが動物役として目の前にいるとはいえ、何もないところで演技をするのは大変だったかと思いますがそれを感じさせないくらいぴったりと合っていましたね!